「馬鹿!あんた本当最低ね!!」
「馬鹿って言うお前が馬鹿だ!!」
「何ですって!?むかつく〜!!!」
「はんっ!今の顔酷いよ?鏡見たら?」
「っ言わせておけば〜!!!!」
「と凌統殿は本当に仲がいいんですね」
「「どこが!!!!」」
独占欲
陸遜が呆れたように聞く。
「また喧嘩ですか?」
「違う!こいつが悪いの」
「知らなかったっていってんのに行き成り怒鳴るんだぜ?ひでぇっつーの」
といえば凌統。
凌統といえば。
二人は其れくらい仲が良かった。呉の人達からも其れは認められており、
二人がいがみ合ってるとまたかと笑いながら見守っている程だ。
いつも一緒にいる。
いつも一緒に食事をする。
戦場でだって彼らは背中を預け合うくらい信頼している。
気付いたら一緒に寝ているときもある。
喧嘩ばかりだけどそれはお互いを認め合っているから。
時に、と甘寧が中庭でお喋りしていたときの事。
「ほんっとお前等仲いいよな〜」
「そうかな?一緒にいるだけだよ」
「其れが仲良いんだって!」
「そう?まぁ気が合うしね!」
は木の下に座る。
甘寧もの近くに腰を降ろした。
「で、本当のところ如何なんだ?」
にやりと甘寧は笑った。
「?何が?」
「出来てんじゃねぇのかって事!」
「あはは、んなわけないじゃん」
「じゃあ俺にもまだ入る余地はあるって事か!」
「何よそれ」
「俺の事も少しは考えてくれな!」
「…二人で何してんの?」
「あ、凌統。あんたもこっち来なよ」
「よ、凌統!」
凌統は少々不機嫌なように見える。
二人に近寄ってくると、甘寧との間にどっかりと腰を降ろした。
…甘寧との間に。
「で、何してたの」
「何って只のお話。ねっ甘寧」
「…あ、あぁそうだ。只の世話ばなしだ!」
「何、声裏がえってんの甘寧」
甘寧は右隣から只ならぬオーラを感じていた。
右隣…凌統だ。
「…そう。何の話?」
「あたしと凌統の関係とか」
「そう!それだけだ!!なぁ!!」
「あと〜…甘寧にちょっと口説かれたかな?」
悪戯っぽく笑った。
彼女は冗談で甘寧がいったと思っているのだろうが、甘寧は本気だった。
可哀相な甘寧。
しかも、凌統の邪悪なオーラが増した。
甘寧はまさに『蛇に睨まれた蛙』の状態。
冷や汗をかいていた。
「………甘寧」
「ひっ!…なんだ…?」
「後で俺の部屋に来い。たっぷり喋ろうぜ」
「!!!」
「やだ〜二人で何すんのよ。いやらしい。えっちい想像とかすんじゃないの?」
「誰が!俺は孫家の長男とは違うんでね」
「えっ!孫策様そんな事してんの!?」
「さぁね。ま、俺はお前みたいな貧相な体じゃなきゃいくらでも想像できるんだけどな」
「ちょっと!それどういう意味よ!!凌統!」
「どういう意味ってそういう意味」
「ちょっと何か言ってやってよ甘寧!!」
急にふられて驚く甘寧。
凌統の鋭い視線が甘寧に刺さる。
「……甘寧、の体しってんの…?」
「(いや!まじで怖えぇ!!)……い、いや…その…」
助けを求めるように彷徨う視線。
「知ってるって言うか、調練の時一緒に水浴びとかするんだよ、ねっ甘寧!
だからあたしの体格とかは知ってるって訳!」
別に慣れたから恥ずかしくないと笑う。
余計な事を…!と、小さく舌打ちする甘寧。
「……(…俺を殺す気か!?)」
「…そうかい。甘寧」
「!!はい!!」
「楽しみがひとつ増えたな」
「ひっ…!!」
「あたしを妄想の材料とかにしないでよね!!」
「なぁんでお前なんか。妄想どころか恐ろしくて想像もできないっての」
な、甘寧?とどす黒い笑顔で甘寧の肩を抱いた。
「…俺、死にます…母ちゃん、俺を産んでくれて有難う…」
「何?甘寧。きこえねぇよ」
『凌統は、かなりに惚れ込んでる。
は気付かないみたいだけど凌統の独占欲は半端じゃねえ。
俺も死にかけたくらいだ。
今度と二人きりになったら次は確実に殺されると思う、注意しよう。
皆にも言っておかねぇと…。』
――――甘寧の日記より。
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凌統ちゃん短編夢でした!
やばい、大好きです。ほんなごつ大好きです。(方便ね)
日々凌統色に染まっていきます。
甘寧可哀相(笑)
これってギャグなのかな?だったら面白くねぇギャグだ(笑)
台詞を大部分で埋めてみました。
こっちの方が書き易いかもヾ(´囗`)ノ
ここまで読んでくださって有難うございます!
2005/3/23